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しめ鯖

あかん…サタ鯖の夢を見た…誰得だよおい……。鯖吉。

でも、鯖吉のあの包容力ある贅肉ならサタンの怒声も軽くいなしてくれそうだよね。関係ないか。
鯖吉のぷよぷよお肉の気持ちよさに虜になっていくサタンも悪くないと思う。鯖サタ、有効です。
というか、僕のオリスクでは鯖サタは公式ですが。

うん、いいと思うんだ鯖キチ。




「アスモ……ちょっといい?」

「どしたのサタン姉?改まって」


「うん…私…恋しちゃったみたい…」

「えーーッ!うっそぉ!?サタン姉が…?!……ねぇねぇ、夜通し聞いてあげるから、写メを見しておくれ~~♪」










サ バ キ チ



「ひでぶっ」



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脱ぎ違い

あぁ……今日も癒された。何にとは言わずもわかるでしょう。
バトルシの世界から帰ってくるとため息が出るほどにのめり込む…。(笑)間違いなくL5。いいなぁ!

あ。うみねこ翼、七姉妹のバレンタイン以外も読みすすめているのですが、郷田さんの話いいですな!右代宮家専属シェフになった経緯が具体的に書かれてました。


なんというか……、郷田さん主観で描かれてるのがいい…w親父視点っていいよねwいやぁ新鮮だ!苦労してんなぁ郷田さんも…。しかし、長男夫妻がいなくなり、仕事を抜けて薔薇でビール一杯やってるところでにやけたwいいwこういう描写好き!ベルゼとくっつけばいいと思う!(唐突






「ねーぇ、ご飯まーだァ……?……早くしないと、アンタを食べちゃうわよぉ……?本当は若い子が好みけど、アンタって結構イイ体してるし……ああ、なんて肉厚で美味しそう……!…上から下まで調味料をぜ~んぶ試して、順に食べて上げるわよォ…!くっくっくーっきゃっきゃっきゃ!」

郷「ひ、ひぃぃぃ!!三分だけ待ってください!………!」

い、いや、ディナーの前にそちらということでは……。さすがは若い子ですね…。いろんな味付けをご所望ということでしょうか…!


いいでしょう。こ、この郷田。シェフの前に男。一肌脱がせて頂きます!!



「うぉおおおおおおお!!この郷田を舐めるなぁァァァァアアア!!」

「…なんで脱ぐのよ。」



その後、郷田の行方を知る者はいなかった。






郷ベル、有効です。アニメのせいで舐めるなという台詞が、全部郷田さんで脳内再生されます。まぁしかし、脱いだ方が塩コショウもかけやすいでしょう、ベルゼさん。



はー、こういう話を見ると天草と小此木の日常も書いて欲しくなるな。もう遅いでしょうが。さりげなく伏線回収してくれたり、天草いい人フラグを立ててくれたら100冊買う。

そういや、竜ちゃんの最新作のローズガンズデイズに戦人出てるんですなwバトラー大尉って名前まんまやんwしかし、これは若かりし頃の金蔵…?源次と話してるし。いやぁ気になる……。けれども、まだ彼岸花もやってないんだよなぁ…。アニメイトに翼買いにったついでにメロンブックスも寄ったら、丁度彼岸花があって、パッケージ裏見たらさくたろういた!こういうのはファンとして物凄くソソラレル。


特にローズガンズデイズなんか、天草とか小此木出ても不思議じゃないでしょ!そこで伏線回収願っております故!!

七姉妹もいいけど、親父もいい…の回でした。

純情!乙女?縁寿!!







ポタ……


閉めきった部屋の静寂に、水線が一瞬尾を引いた。


その音を合図に、男はその静かな空間を切り裂く。

「お嬢…?ほら…向こう向いてください。」

促され、その男に対して背を向ける。


静かに…水の滴る音。


ただただその音が木霊し、反響するだけ。


「そう硬くならないでくださいよ…?……洗いますぜ。」


天草は手にソープをつけると、私の背中を摩ってくる。


濡れた天草の髪から冷え切った雫がポタポタ落ちてくる。

「んっ…。」
その感触に、思わず声をあげてしまう。


「…大丈夫ですか…?……ひゃは…、お嬢の背中…マシュマロみてぇだ…。」

「ぁ…天…草っ!」

肩の位置にあった天草の腕は、するりと下がっていき…腕を回して私の下腹部にまで…及んだ。

「お嬢…。いいですか…?」
「んっ…天草……あまくさぁっ…。」


「お嬢……。」



「あまっくさぁ…っ!!」


more...

完結!!(天縁)あの日の髪飾り(後編)

天縁SS<あの日の髪飾り>の続きです。

前編はこちら♪(クリック)

前編と違って明るめです♪天草多しw

では以下から、天草、マモン、縁寿です。











…最悪の夢見だった。

思い出すだけで吐き気がする。だから、一度頭をリセットしようと思い、頭を振る。



「はぁ…、あのクソ魔女…。夢でもロクなことしてくれないわね。おかげで最低な寝起きよ。」

「そりゃお気の毒なことで。……ま、俺から言わせりゃぁ、女は皆魔女ですぜ?」

「…あぁそうね。私から言わせるなら、あんたは口先の魔術師ってとこかしら。」

「ひゃっははははは、クール!!そいつぁいいやっ!」


天草はハンドルをペシペシと叩きながら高笑いをする。


…ふぅ。寝起き早々にこの男の相手をするのも疲れるわね…。

それ以上天草の軽口など相手にせずに、町の騒音に耳を傾ける。
余程私が酷い顔をしていたのだろうか、天草もそれ以上追求してこなかった。




「本当に大丈夫ですか?緑寿様。顔色があまりよくないですよ。」
すると、マモンが妙に心配そうな顔で覗き込んでいた。


えぇ、大丈夫よ。少しだけ嫌な夢を見ただけ。


「ならいいんですけど…。私辛そうにしてる緑寿様の顔を見るのが怖くて。このまま緑寿様と二度と会えなくなるような気がしたんです…。」


大袈裟よ。大丈夫、マモンが起こしてくれたじゃない。あれはただの夢。そう、ただの夢なんだから。現に私はここにいる。


「そう…そうですよねっ!はぁ…マモンとしたことが余計な心配でしたね。縁寿様は殺しても死なないようなお方ですしっ!……何か悩んでる時はいってください。強欲の名にかけて主の笑顔をも手に入れて見せますからっ!



くす…。相変わらずね、あなたは。



その温かな優しさが、先の夢で疲れた私の頭をすっと癒してくれる。




しかし……






「ヘーイHEYHEYお嬢ッ!YO!YO!ヘイお嬢ッ!!ぼーっとしてますNE?そういうきゃぁ、歌を歌うのがいいですぜ!ふーん♪ふんふん果てしな~い旅路ぃ♪」


またも、私の頭の中をかき回すかの様な雑音が入ってくる。


「雑音とはひでぇ。」

心の中を読むな。


しかし、このテンション…。余程暇だったのだろうか。…護衛されてる身からすれば運転に集中して欲しいものなのだが。



「熱くなった~♪銀のメタリックハート!導火線に~火をつ~け~て~あげる♪不思議なほどハイな気分さ♪」



「………ん。」



「……はっは~ん、まだまだおねむのようで?こりゃぁ、寝起きのミルクでも用意しねぇといけねぇようですな。…ま、ずっと寝てられても困るんで、どっか目が覚めるとこでも行きますかい?」



「ゲームセンター。」


頭で考えるより先にそう答えていた…。


「クール!!!ゲーセンですか。いやいや、お嬢ってそういうチャラついたトコは嫌いだと思ってたんですがねぇ。意外案外ドッキリすっぽんぽんですわ。」

「別に…好きでも無いけど…。」



なんで私…ゲームセンターなんて言ったんだろう…?



あんな夢を見た後に…。




「んじゃ、近くの適当な所に寄せます。ヒッヒッヒ、着いたら俺のクールな連コイン技を見せてやりますぜッ!!ひゃっはぁ!!」


私の鬱々しい反応をよそに、一人勝手に盛り上がってる天草。

…そうだ。この男はいつもいつもこのテンションだ。…ただ、正直そんなポジティブな天草に助けられてる部分もあるのも確かで…、それは天草なりの気遣いでもあるのだった。


その意味ではマモンも天草も、私にはかけがえのない存在である事に変わりはなかった…。



「それはいいんだけど、お金は給料から引くからね?」

「ふぇーぃ…。」


その言葉を聞いた途端に意気消沈する天草。


前言撤回。


…大方、私のマネーで豪遊できると踏んであのテンションだったのだろう。



「この万年現金男っ。」

「ひッひッひ!はてさて、なんのことやら♪」




はぁ…夢が夢なら、こっちもこっちね…。こんな護衛、絶対周りに見せたくない。



そう深く溜息をつくと、再び座席にドサッっと座り込む。




私の意識はまたも夢の中へと誘われていくのだった…。














キー!キキィ…!


軽快な音を立て、天草の運転するレンタカーは駐車場に入る。


ガタン!


軽い身のこなしで運転席を降りると、縁寿の乗っている後部座席のドアを開く天草。



「ふんふふふ~~ん♪」



ツツツ……


「ひゃぁぅっ?!」


その妙な肌触りにゾッっとし飛び起きる。



「あ、起きましたか。」

「あ、天草…あんた今何した…?」

「いや、ちょいとこんな感じに…。」



ツツツ……


天草はそう言うと、人差し指で私の頬をなぞるように描いた…。

「ば、ばか…!気持ち悪い起し方しないでよね…!」

「いんやぁ…起すつもりは無かったんですがねぇ。あんまりにいい寝顔だったもんで。ひっひっひ!」


まったくこの男は性懲りもなく…。……それに、もし私が起きなかったらどうするつもりだったのだろう…。


「…次からはもっとマシな起し方にしなさいッ!」

「ありゃ。起し方までご所望ですかい。それなら通常料金に上乗せして…



「うっさい!!さっさと行くわよ!!」



「あいて!?ててててッ!引っ張らんで下さいーー!!」











ガヤガヤガヤガヤ……


ゲームセンターへ入り、最初に目についたのは…クレーンゲーム。
とりあえず手元の札束を両替機に入れると、ジャラジャラと硬貨が出てくる。




クール…大富豪ってのも…罪なモンだ…。


そんな天草の儚い呟きが聞こえたとか聞こえなかったとか。








ガラスケースの中には、楽しそうな小物のいっぱい詰まった、それでいてどこか懐かしい雰囲気のあるカプセルで満たされていた。




あの時は取れなかったけど…今なら…。



そんな儚い希望を胸に抱き、コインを投入口へと滑らせる。


チャリン♪


ウィーーーン




ガッ




とぅるりん♪




………まぁ一回目だし。



チャリン♪


ウィーーーン。




ガッ



スカッ



………。案外難しいのね、これ。


チャリン♪


ウィーーーン



ガシッ




ウィィーン



ぁっ!やった!



ぽとり…



……。

何か馬鹿にされてる気がしてむかついて来たわ。




その後も数十回と挑戦するが、惨敗。機械の金庫が一杯になれば係員を呼び、一杯になればまた呼びと…一向に取れる気配はないのだった。



さすがに、それを見かねたのか天草がやってくる。



「お嬢…。それ絶対買ったほうが安いですって。」

「いいのよ。取ってゲットすることに意味があるんだから。普通に買ったら意味無いわよ。」

「ひゃっははははは、お嬢の趣味はエアダイブに加えて投資ときたかっ!クール!!しっかし、このままじゃこの店逆の意味でなくなっちまいますぜ?」


「………むぅ。」

事が事なだけに反論できない。


「ままま、こういう類のモンは任せてくださいよ!こう見えても得意なんですぜ?」



ふわり……



その時、ふと懐かしい空気に包まれた気がした。それは私一番が求めていたもので…




あれ…これって…。






ウィーーーン



ガッ


ウィーーーーン



ガコンッ!!




天草は、私が何度やっても取れなかった景品を一回の挑戦で簡単に取り


「ひゃっは!楽勝!ほら、取れましたぜ?はい、お嬢。どうぞ。」


私にくれた…。




あ……。え…?






「いっひっひ!よっしゃぁ楽勝だぜぇ。ほれ、縁寿。これやるよ。」


「すごい!すごい!お兄ちゃん!」


「へへへ…そうだろーすごいだろーお兄ちゃんはぁ!」



…私には届かない幸せに、私より長い手を伸ばして、掴み取ってくれた。その時のお兄ちゃんの姿が忘れられなくて…。





「…お兄ちゃん…?」

「へ?何言ってるんですかい。まだ寝ぼけ気味で?……っと、泣いてます…?」

「あっ…」

いつのまにか…私の目のふちには涙が溜まっていた。


「あ…うん。ごめん。何でもない…。」

「…そうですか。ほら、今取った景品ですよ。どうぞ。」

「うん…。ありがと。」



本当に、ほんとに少しだけ…天草がお兄ちゃんに重なって…。

ほら…、今でもお兄ちゃんがすぐそこで笑っている様な気がして…。





「泣くなよ、緑寿。泣きは男を引き止めるが繋いではおかないぜ?」



なんて事を言いながら私の頭を撫でてくれそうで…。




しかし、先程あの夢を見たばかりのせいなのか、何故かこのまま天草までいなくなってしまう気がして急に怖くなる。




ガシリ……



天草の袖を掴む。


「……さっきからどうしたんですか?お嬢らしくありませんぜ?」

「私は大丈夫だから…。ねぇ…天草はいなくなったりしないよね…?お願い。」

「……はははっ!俺がお嬢の前を離れる?そいつぁ、額次第でしょうなぁっ!……ってのは冗談で、いつでも何処でも…それこそ着替えの時でもお側にお仕えしていますよ。それと、涙はちゃんと拭いとかなきゃいかんです。涙は男を引きとめはしますが…


「繋いではおかない。…でしょ?」

「…ありゃ。ま、そういうことです。お嬢だって、笑ってりゃぁキュートなんですから、涙は最後の武器にしとくことをオススメしますぜ?」


そう言って天草は指で私の涙を拭ってくれる。


「くすっ、あはは。お願いね。……ありがとう。」


自然と笑みが零れてしまった。本当に、どこまでも戦人お兄ちゃんみたいで…。


「ところでその景品なんなんでしょうね。」

「開けて見る?」



………あ。


それは…





あの日と同じ…髪飾り…。





「ひゅぅ!髪飾りじゃないですか。しかも今つけてるのときたか。こりゃぁ、なんか運命的なものを感じますねぇ。」


私は無言で片方の髪飾りを外すと、天草から取ってもらったその髪飾りを付ける。


お兄ちゃんと天草の両方の髪飾り…。


二つの思い出…


「似合ってますよ、お嬢。やっぱりお嬢は笑ってた方が可愛いです。」


「そうかしら…?照れるわ。あと天草。私のことは名前で呼んで…?」


「ひゃっはそう来ましたか。ま、そっちの方が呼びやすいですし。これからはそうお呼びしますよ。縁寿さん


「うん。天草…。」



こうして私には新たな記念日が出来た…。

ふと目を向けると七姉妹の皆も笑ってくれていた…。

相変わらず楽しそうに遊びながら。



「…縁寿さん?」

「あ、うん。天草…行こう…?」

「へへへっ…地獄の果てまでお供しますぜっ!」



また…いつかまた、お兄ちゃんも皆も一緒にまたこのゲームセンターにこれますように。



そして皆で仲良く遊べますように…。




FIN











いやー、終わった終わった。終わりました。ぶっちゃけ新作w
アレですねー。EP4のどの天草に繋がったかわかりました?

わかったのなら中々の天草通ですね。答えを言っちゃいますと、

“呼称”

EP4で天草って縁寿に対する大体の呼称が「お嬢」じゃないですか。でも、新島の船からは、「縁寿さん」に変わってるんですよね。その疑問点をバックにお話を作ってみました。

まぁ、原作では新島に行く前=EP6のあの小此木との電話なので、そこ絡みで何かしら心に変化があったんでしょうね。
後、実を言うと天草は最初、小此木のクライアントとして縁寿に護衛として派遣されてますが、途中でその期日も過ぎてしまうんですよね。そこで改めて「縁寿の護衛」として、正式に“縁寿自身”に雇用されるわけなんです。

だから、縁寿を抹消しようとする小此木に対して「今は、お嬢様の護衛ですぜ…?」みたいな感じで小此木と対立もあり…える……?

ただ、同時に須磨寺本家(?)から殺し屋としての任務も請け負ってるみたいなので、お茶会見る分には、護衛にしても殺し屋にしてもプロとしては失格ですね。

足を洗え天草ーーー!!!今がそのアブナイ世界から抜け出せるチャンスですぜ!!





というわけで、メインシーン画像ありver

オニイチャン?


オニイチャン?2


オニイチャン?4

あぁ、これは戦人=天草説が正しかったら結構綺麗な作品になるなw

たぶん、ヱリカの元彼だと思うけどねー。
ベルンの駒っていう共通点もあるし。







今回のお話はこんな感じでした♪縁寿は一人じゃない!

more...

(天縁)あの日の髪飾り(前編)

今日は天縁SS!!
これは、EP4未来編のちょっとした疑問から生まれた作品です。

天縁マモ…ですが、前編はホラーシリアスのみなので、あままの出番は2台詞しかないですwマモンは3台詞!!
後編はちゃんと天草出ます。七姉妹も出ます。チョイ役でw




では以下から。













縁寿様…縁寿さま……!







「縁寿様ぁ!!!」






「ん…。」

いつの間にか眠りに落ちていたのだろうか、
私は目を擦りながら、リクライニングで倒された座席から起き上がる。

「お嬢、いい寝起きで?」
バックミラー越しに天草がそう問いかける。どうやら、随分と眠っていたみたいだ。


「…あまり…。ねぇ、天草。私どのくらい寝てた?」
「まぁ、小一時間ほど。」


…思ってたよりは浅い眠りのようだった。


「緑寿様…心配しましたよ。随分と魘されてたようですから…。」

……ごめんね、マモン。心配かけて。…でも、もう大丈夫。





夢を見ていた。

子供の頃の夢。

お兄ちゃんとお母さんとゲームセンターへ行き、遊んだあの日の夢。







<あの日の髪飾り>



ウィーーーン…


スカッ!


「むぅぅぅっ…!」

私はクレーンゲームで遊んでいた。しかし、幼い私の手つきでは中々上手に操ることが出来ずに苦戦していた。お母さんにはもう止しなさいと言われたけれど、子供だった私はそれを聞かず必死に取ろうとしてて…。


「お、中々苦戦してるみてぇだな?どれどれ、お兄ちゃんがかる~く取ってやるぜ!」

そしたら、射撃ゲームを終えたお兄ちゃんがやってきて馬鹿にしながらも私のために挑戦してくれた…。

私が何度やっても取れなかった景品を一回の挑戦で簡単に取り、



「いっひっひ!よっしゃぁ楽勝だぜぇ。ほれ、緑寿。これやるよ。」



私にくれた…。




そこまではあの日と一緒だった…。






…………………………






……あれ?


トイレで用を足し、元の場所まで戻ってくる。…が、そこにはお兄ちゃんとお母さんの姿は無かった。
慌てて辺りを探すが何処にもいない。



それどころか……周りに誰一人…いない…?


「お兄ちゃん?お母さん…?」

急に心細くなり、恐る恐る名前を呼んでみるが、周りは静寂なままで何の反応も無い。

「お兄ちゃん!!お母さん!!!」

あらん限りの大声を上げるが、結果は同じ。





お外に行ったのかな…?










・・・・・・・・
・・・・
・・・
・・









…おかしい。


ここ…何処…?


こんなに真っ暗だったっけ…?

外に出てみると、遊園地だったその場所はすべてが漆黒に染まっていた。シンボルである観覧車の面影さえ、どこにも感じられない…、ただただ静寂に包まれた空間になっていた。驚き、振り返るが、先程まで私達が居たゲームセンターさえも暗闇に取り込まれるかのようにして無くなっていた。





………ッ!!!??



怖くなって走りだす。お兄ちゃんとお母さんの名前を呼びながら。



「お兄ちゃん!!?お母さん!!!」




どこにいるの!?





タッタッタッタッタ




右も左もわからぬまま、とにかく前へ前へと走っていた。




立ち止まったら、自分さえもこの暗闇に溶けてしまいそうで…。








「はぁ…、はぁ…はぁ…。」

走り続けてどのくらい経ったのだろう…。
私の目の前に金色に光る小さな蝶の様なものが現れた。


むぅ……?


目を擦りよく見てみる。すると、それは気のせいではなく本当に金色に輝く蝶がヒラヒラと目の前を舞っているのだという事がわかった。


「ちょうちょさん?どうしてこんなところに…?」

その蝶はついて来いとでもいうように、羽をバサバサ揺らした後奥へ飛んでゆく。
この漆黒だけが支配する中で、小さいながらもその灯火はなんだか頼もしく思えるのだった。



だから、その蝶はお兄ちゃんとお母さんのいる場所を教えにきてくれた様な気がして…



そのまま蝶の後を追いかけた。












無我夢中で蝶を追い続けていたが、ついには見失ってしまう。


「ひっく……、ぇっく…!ぉかあさん…おにぃちゃ…ぇっく…」



唯一の希望さえも失ってしまった気がして、涙が溢れてくる。



しかし……


「……ぅ?」

いつの間にか目の前には、見上げる程の西洋風の洋館が建っていた。





「………っ。」




カチャ……



おそるおそるその扉に手を掛ける…。中に皆いる気がして……。中に入れば、先の温かなゲームセンターに戻る気がして…。






ガチャン…






「ここに皆がいるの…?」

建物の中に入ったことにより、先程までの恐怖感は少しずつ薄れていった。
しかし、周りを見渡してみるが…何も無い。館の中のはずなのに何も無い。


先の希望は瞬の内に砕かれるのだった。





トントントントントン……




そこは自分の足音だけが不気味に反響し木霊する世界。
でも何故か…、見えないはずなのに…それはなんだかとても懐かしい場所の様で…


「ぁ…この場所知ってる…。」


ふと…そう思った時、シャランという音が鳴り、先程の蝶が再び姿を表した。
そしてそれは、無数の蝶になると、上へ上へと上り一定の高さまでくると止まる。


そこで初めて気づく。



私の目の前には誰かがいる…と。


金色に輝く蝶が、私の目の前にいるのが人であり、それも女性であることを微かに照らし出す。

「お母さん…?それともお兄ちゃん……?」




その人物は答えない。





「お母さんは何処?お兄ちゃんは何処!!?」









「……あろうが。」







…え?

私の質問に答えてくれたのだろうか…?
少し興奮してしまい、聞き逃してしまった。もう一度耳を済まして聞いてみる…。



「くっくっく……。お前に家族などいないだろう。すべてあの日に消え去ったであろうが!
………そんなに見たいのなら、後ろを振り向いて見るが良い。」


さすればお前の言う、“皆”が待っているぞ…?くっくっく…ヒヒヒヒ…あーっひゃひゃひゃひゃひゃァ!!!






…後ろを振り向けばいい…?そうしたら皆がいるのかな?


しかし…、背中から何かゾッとするものを感じる。




…あァ駄目だ…



コレハミテハイケナイキガスル



キットコウカイスルコトニナル




しかし私は後ろを見たい、振り向きたいという誘惑に勝てなかった……。




そこには…
















オ ニ イ チ ャ ン






オ カ ア サ ン






オ ト ウ サ ン






あぁぁぁああぁぁぁああああああああッ!!!!?!ダカラ…ミルナトイッタノニ……!!



顔面は割られ、目の位置も鼻の位置もわからない。
…口はわかる。歯茎が剥き出しになってて口をぽっかりと開けているから! でも、前歯は飛んでるし、そもそもそれを覆う頬っぺただってぐちゃぐちゃで剥き出しで……!!
あ…。これはあれだ…、昔…スイカ割りで当て所を間違えて可笑しな形に割ってしまった西瓜のよう…!真っ赤で、ドロドロの液体を撒き散らし、顔は半分に抉り取られ、すでに無い顔でこちらを凝視している皆が…





“たしかにそこにイタ”




そして…、その側にはもう1つ何かが転がっていた…。
その顔は蒸れたトマトを誤って踏んでしまったかの様に、グリグリグチャグチャべとべとねちょねちょ……。


…だれ?

あァ、もうわかってる。




それはまるで高層ビルから飛び降りたかのように、全身があらぬ方向へひしゃげ折れ曲がった……




ワ タ シ ノ ス ガ タ








「いやぁあああぁぁぁぁあああああ!!!」







そこで私の夢は覚めた。





続く











今回のメインシーン画像つきver

いやー画像あると迫力あっていい!!

ドリームベアト


ドリームデッド


ふと気づくと目の前の景色が一変してる。悪夢の典型的パターンですね。
ってことで、前編終りです。全部シリアスで楽しむところがないという(笑)けど、ここしか切るところがなかったんだ!

実はこの作品は、自分のオリスク中で一番気に入ってる作品だったりします。ニコニコでは、バトルシの長い一日の方が人気みたいですが、個人的にはこっちのが上。ただ、初期の作品なので、文章が少し至らない部分もー…なんて思うとこも。まぁしょうがないさ(笑)そこはご愛嬌ってことで!

最終的に本編の天草に繋がるわけですが、お楽しみに!!たぶん天草マニアじゃないと気づかないだろうなぁ。
後編はたぶん明日!!!疲れてなきゃね。赤と黒はこれ終わってから~!

てか、このコメントに

オニイチャン
オトウサン
オカアサン

に続いて

オコノギサン

とかあったんだけど…。ワラタwwやめて!シリアス台無しになるww
たしかに語呂はいいけどさぁ…w



追記:

丁度いい絵をピクシブで見つけました~♪



まさに今回の物語はこんな感じ!
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